チャンピオンベルトは寝て待て

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餓魚。

ああ、腹が減った。



いいかい?よそ者のお前に、ここでの生き方を教えておいてやろう。

ここでは、俺が最も強い。俺に逆らうと生きてはいけない。

俺は、他のヤツらとは一枚違う。勿論、お前とも違う。

生きてきた年数が違うなんて簡単な話とは違う。

知識が違う。経験が違う。潜り抜けてきた修羅場の質が違う。数が違う。

生きるための技術が違う。生きるための貪欲さが違う。生きたさが番う。

だから、幾つもの冬を越すことができた。



動き難くなるほど水が冷たくなると、冬っていう季節が来たことがわかる。

冬になると、まず食い物が少なくなる。

だから俺は、冬になる前に食いだめをしておく。それでも腹は減るがな。

冬になると、水面には大量の赤色や茶色の枯葉が絶え間なく流れる。

おかげで陽の光が遮られて、ただでさえ冷たい水が、さらに冷たくなる。

そして、水が身を削るほどキンキンに冷たくなると、俺たちはいよいよ動かなくなる。

そうなると、ほら、こうやって岩場の影なんかで大人しくしている。

寒いし腹が減るからな。



俺は、口に入る大きさの物なら、何でも食う。石とかは無理だぞ。言葉のあやだ。

少々不味くても、自分の口より小さいヤツで、食える物なら何でもだ。

これが生き続ける秘訣。単純だが、最も大事なことだ。

そこいら辺の小さいヤツらなんかは、チマチマと岩についてる藻や小虫をつっついている。

こいつらがまた笑わせてくれるんだ。

寒さをしのいでいる岩場の藻や虫を食えてるうちはいいんだが、食う物がなくなると、フラフラと別の岩場に移動しやがる。隙だらけだ。

そんなとき、ヤツらにとって運悪く俺の腹が減っていたら、

ガブー!

ひと飲みだ。


そのためか、冬を越すごとに、ここいら一帯で小さいヤツらをあまり見なくなった。

知恵をつけたのか、俺が入れない場所で震えてやがるのかどうかはわからない。

大事なことは、小さいヤツらがいなくなったってことだ。

俺の腹が満たされない、ってことだ。

藻や小虫なんて、いくら食ったって腹の足しにもなりはしない。



ああ、腹が減った。



もうひとつ、面白い話を聞かせてやろう。神様の話だ。

水面にゴチョンと音がしたかと思うと、ふいにミミズや小魚が目の前に現れることがある。

そいつは、沈みもせずに変な動きをする。

少し沈んだかと思うと、思い出したようにピクピクっと動く。

眠ぼけているのか病気なのか癖なのか、そんな不自然な動きを延々くり返すワケだ。

そりゃ、食い物だと思って丸飲みにするだろう?誰だってそうする。

しかし、それじゃあダメなんだ。ここで生きる為には、注意力が必要だ。

そのミミズを丸飲みにしたヤツは、大抵、苦しそうにもがく。

もがいてもがいて、もがく。

もがき疲れて力が抜けたとき、水面に向かって急上昇し、フワリと外に飛び出すんだ。

そして、そのまま帰っては来ない。二度とな。

きっと神様がお迎えに来たんだろうな。

苦しんで死ぬより、死んで他のヤツの食い物になるよりよっぽどいい。

今ある姿のまま、天に連れてってくれるんだからな。

だから俺たちは神様と呼んでいる。ミミズや小魚の形した神様。



色んなことを知ってるだろう?

いくつも冬を越えていると、色々な知識が身に付く。

ここら辺で俺を越える博識なヤツなんているのか?



ああ、腹が減った。



話はここまでだ。腹が減って何を喋ってるかわからなくなってきた。

続きは暖かくなって、お前がまだ生きていたらな。



ゴチョン。



お、小さいヤツがフラフラと泳いでやがる。食い物じゃん。

まあ待て、俺が先だ。見てろ。

ピクピク動いてるが、眠ぼけているのか病気なのか癖なのだろう。
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天使ログ | trackback(0) | comment(0) | 2009/03/31 Tue

レコ発ライブと痔と私。

ほんでまぁ当日は箸が転がるだけでも痛むケツを扱いに全神経を使いながら、準備→リハ→演奏→ジョーク→片付け→打ち上げを役立たずにこなして皆をジャストポイントでイラっとさせるマスコットとしてなんとか一日過ごしたのだが、

オウチに帰ってオフロ入って患部を撮影してみて驚いた。

自他ともに認めるシモネタ嫌いだから言うのもはばかられるが、端的に表現すると、穴ルにクリトリなんたら的なものが形成されていたのだ。快感と痛みによる違いはあれど、敏感スイートスポットという面では何ら変わることはない。

これがイボ痔?イボトリス!?

そこからはもう座っても立っても勃っても漬物を刻んでも飯食ってもクシャミをしても歌っても息しても花が咲いても株価が変動してもとってもイボトリスが痛むようになった。

その夜は、痛み止めでイボトリスのご機嫌を取り、なんとか眠りについた。

翌朝、痛みで目がメガ覚める。起き上がれないほど痛むので、医者に飛び込んだ。

暴れるガキ。花が咲き倒すジジババの談笑。そんな、油断してたらティッシュにくるまれたオカキ的なものを薦められる戦場の中、今年一番のギラギラする笑顔で2時間耐え抜いき、診察室に通された。

入り口にセッティングする2人の若いキュート看護婦。明らかに俺の尻を狙っている。

「あー、すごいね。よく我慢してたねコレ」

そういいながら、リズミカルに穴ルに指を出し入れする先生の一連のムーヴは、もはや前戯であった。

穴ルプロフェッショナルに身を任せる頼もしさの反面、数発の麻酔と奥深く入るメスの痛み、キュート看護婦にケツをめくられ患部をガン見される屈辱感に歯を食いしばっているウチに、手術は成功。グッバイ イボトリス。

これで、痔による痛みはなくなった。
俺は、日々気にすることなくこなしていた様々な動作、あたりまえの幸せを取り戻した。

術後の処置として、患部から膿や心の底のドロドロした汚い感情を出すため、傷口が塞がらないようにゴムを通しておいたと説明を受けた。つまり、切り口から安物のキーホルダーみたいに輪ゴムを通しているのである。

「君のは急性なんたら(忘れた)で、イボ痔じゃないな。痔ろうに育つ可能性がある」

痔ろうって、ストレスや疲れからくるものと聞いている。

「原因?下痢。それか清潔さが足りない」

俺は、首から上と腰から下は特に美しく保っている。尻をまな板にして魚をさばいても良いくらい、美しく保っている。
清潔さが足りないというのは、肛門医として今まで何十年とあらゆる穴ルをイジってきた中で、最も痛恨な診療ミスであろう。

「ああ、だったらウォシュレットの使いすぎだろうね。最強の水圧で毎日肛門内に水入れて傷ついて菌が入ったんだろうね」

納得である。美しさを追い求めるあまり、知らず知らずに肉体を傷つけていたのだ。これは、度を越した健康志向家やボディービルダーなどにもみられる追求思考であろう。

今回の痔で得た教訓。それは、美しさは罪ということである。
美人薄命というのは、あながちない話ではないのかもしれない。



さて本題。

今回、レコ発ライブということで、発売したCDについて若干の説明を。

詳しくはコチラ→『we are ALL ONE 2009

コンセプトは、『毎回季節や時流に合ったお題をひとつ設定してテーマにそったオリジナル楽曲を収録しています。また、非営利目的として収益の一部をユニセフなどへ寄付しています』(抜粋)でございます。

皆様のご協力で、一枚500円(手売りの場合)のこのCDも、残り数十枚という嬉しい悲鳴状態でございます。

次回ALL ONEが決まり次第、随時お知らせいたします。
皆様の1コインの優しさ募金が世の中に役立ちます様に。

あと、俺の穴ルへの募金、引き続き募集しております。
天使ログ | trackback(0) | comment(0) | 2009/03/27 Fri
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